・最近、Braveの動作が重くてイライラする
・サイトの表示が崩れて、更新しても直らない
・キャッシュクリアの正しいやり方が分からない
そのお悩み、よく分かります。快適なはずのBraveが重いと、作業効率も落ちてストレスが溜まりますよね。
ご安心ください。その問題は、たった数分のキャッシュクリアで解決できるはずです。
この記事では、PCとスマホそれぞれのキャッシュクリア手順を解説。
実際の操作画面の画像付きなので、誰でも迷わず進められますよ。
さらに、メリット・デメリットから自動化設定といった応用技まで網羅しました。
きっとあなたの悩みを根本から解決できるでしょう。
この記事を読み終えれば、Braveの動作は見違えるほどサクサク軽快に。
表示崩れのストレスから解放され、本来集中すべき作業へスムーズに戻れるようになります。
そもそも「キャッシュ」とは？
Braveをサクサク快適に使い続けるには、「キャッシュ」の知識が役立ちます。
キャッシュとは一体何なのか、そしてなぜ定期的にクリアする必要があるのか、その仕組みから分かりやすく解説します。
ブラウザキャッシュの仕組み
ブラウザのキャッシュとは、一度訪れたWebサイトの情報をPCやスマホに一時保存する仕組みです。
よく行くお店への道を覚えると、次からはスムーズにたどり着けますよね。
それと似たような仕組みだと考えてください。
キャッシュもこれと同じで、一度表示したサイトのデータを「記憶」しておきます。
次に同じサイトを開くときは、その記憶を読み込むため、表示速度が格段に速くなるというわけです。
この便利な仕組みこそが、快適なブラウジング体験を支えています。
キャッシュが溜まると起こる問題
便利なキャッシュ機能ですが、データが溜まりすぎると、かえってトラブルの原因になることも。
まず挙げられるのが、PCやスマホのストレージ圧迫です。
キャッシュは一時的なデータですが、気づけば数GBに達しているケースも。
これがデバイス全体の動作を鈍らせる原因にもなるんだね。
また、古いキャッシュが原因で、表示トラブルが起きることもあります。
Webサイトが更新されても、古い情報が表示されたままになったり、デザインが崩れたりするのです。
「サイトを更新したのに反映されない！」といったトラブルは、まさにこのケースに当てはまります。
Braveのキャッシュクリア手順【デバイス別】
ここからは、PCやスマホなど、お使いのデバイスごとにBraveのキャッシュをクリアする手順を解説します。
どのデバイスでも、いくつかの簡単なステップで完了しますよ。
PC版 キャッシュをクリアする方法
Braveを起動し、画面右上の「三本線メニュー」をクリックします。
メニューより「設定」を選択します。
左メニューの「プライバシーとセキュリティ」から「閲覧履歴データを削除」を選択します。
「基本設定」タブで、期間を「全期間」に設定します。
「キャッシュされた画像とファイル」にチェックが入っていることを確認し、「データを削除」ボタンをクリックします。
スマホ版（iPhone）キャッシュをクリアする方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「すべての設定」をタップします。
「Shieldsとプライバシー」をタップします。
下にスクロールし、「プライベートデータを消去する」の項目で、削除したいデータ（キャッシュなど）がオンになっていることを確認します。
「今すぐ削除する」をタップします。
スマホ版（Android）キャッシュをクリアする方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「設定」をタップします。
「Shields&プライバシー」をタップします。
「キャッシュされた画像とファイル」が選択されていることを確認します。
「データを削除」をタップします。
キャッシュクリアによる4つのメリット
キャッシュクリアは、単にデータを削除するだけの作業ではありません。
実は、ブラウジング体験をグッと快適にする、嬉しいメリットがたくさんあるのです。
具体的にどんな効果が期待できるのか、代表的な4つを見ていきましょう。
ブラウザの動作速度が改善する
キャッシュが溜まるのは、部屋に物が増えすぎて探し物が見つかりにくくなる状態と似ています。
ブラウザも同じで、動作がだんだん鈍くなってしまうんだ。
そこでキャッシュクリアという「大掃除」をすると、不要なデータがなくなり、Braveの動きが驚くほどサクサクに。
特に長期間クリアしていないなら、その違いにきっと驚くでしょう。
Webサイトの表示崩れやエラーが解消される
Webサイトは日々更新されています。
しかしブラウザに古いキャッシュが残っていると、新しい情報が読み込まれず、表示崩れやエラーの原因になることも。
そこでキャッシュをクリアすれば、ブラウザはサイトの最新データを改めて取得しにいきます。
これにより、表示上の問題がスッキリ解消されるはずです。
PCやスマホのストレージ空き容量が増える
キャッシュとは、Webサイトの画像やファイルなどを一時的に保存したデータのこと。
日々のブラウジングでこうしたデータはどんどん溜まり、気づかぬうちにストレージを圧迫しているケースも。
キャッシュをクリアすれば、この不要なデータを一掃し、大切なストレージの空き容量を取り戻せます。
Webサイトの最新情報が表示される
サイト側が情報を更新しても、ブラウザに古いキャッシュが残っていると、古い情報のまま表示されてしまうことがあります。
そこでキャッシュをクリアすれば、サーバーから最新データを強制的にダウンロード。
いつでもサイトを最新の状態で閲覧できるようになります。
キャッシュクリアのデメリットと注意点
多くのメリットがあるキャッシュクリアですが、いくつか知っておきたいデメリットや注意点もあります。
これらを事前に把握しておけば、より安心してキャッシュ管理ができるようになります。
一時的にWebサイトの表示が遅くなることがある
キャッシュ本来の役割は、サイト表示を速くすることでした。
しかし、クリア直後はそのデータが消えるため、すべての情報をゼロから読み込み直さなければなりません。
サイトの表示が遅くなるってこと？
もちろん、これは一時的な現象です。
何度かサイトを訪れるうちに新しいキャッシュが作られ、表示速度は自然と元に戻るので安心してください。
一部のサイトで再ログインが必要になる場合がある
キャッシュクリアの際、「Cookie（クッキー）」も一緒に削除する設定にしていると注意が必要です。
いつもログインしているサイトから、自動的にログアウトされてしまうことがあります。
その場合、もう一度IDやパスワードを入力し直す手間がかかるので覚えておきましょう。
ちなみに、削除する項目をキャッシュのみに絞れば、ログイン情報に影響はありません。
削除したデータは復元できない
一度削除したキャッシュは、基本的に元に戻せません。
ただ、キャッシュはあくまでサイト表示を速くするための一時的なデータです。
PCやスマホに保存している大切な写真やファイルが消えるわけではないので、その点は安心してね。
とはいえ、データが復元できないことだけは覚えておきましょう。
Braveをさらに快適に使うためのキャッシュ管理術
手動でのキャッシュクリアに慣れたら、次はもっと効率的な管理に挑戦してみませんか。
Braveには、あなたのブラウジングをさらに快適にしてくれる便利な機能が揃っています。
Brave終了時に自動でキャッシュをクリアする設定方法
「毎回キャッシュを手動でクリアするのは面倒…」と感じる方には、Braveを閉じるたびに自動でデータを削除する設定がおすすめです。
PC版 自動でキャッシュをクリアする設定方法
Braveを起動し、画面右上の「三本線メニュー」をクリックします。
メニューより「設定」を選択します。
左メニューの「プライバシーとセキュリティ」から「閲覧履歴データを削除」を選択します。
「終了時に」タブで、「キャッシュされた画像とファイル」を選択します。
「保存」ボタンをクリックします。
スマホ版（iPhone）自動でキャッシュをクリアする設定方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「すべての設定」をタップします。
「Shieldsとプライバシー」をタップします。
下にスクロールし、「自動削除」の項目で、「アプリの終了時」をタップします。
スマホ版（Android）自動でキャッシュをクリアする設定方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「設定」をタップします。
「Shields&プライバシー」をタップします。
「終了時にデータをクリア」をオンにする。
閲覧履歴を残さない「プライベートモード」の活用
家族とPCを共有する時や、検索履歴を一切残したくない場面では「プライベートモード」が便利です。
このモードで開いたウィンドウを閉じると、閲覧履歴やCookie、キャッシュなどが自動で消去される仕組みになっています。
PC版 プライベートモードを開く方法
Braveを起動し、画面右上の「三本線メニュー」をクリックします。
メニューより「シークレットウィンドウを開く」を選択します。
スマホ版（iPhone）プライベートモードを開く方法
Braveアプリを開き、画面下の「タブ一覧」アイコンをタップします。
スマホ版（Android）プライベートモードを開く方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
Cookieとの違いと、サイトごとにデータを管理する方法
キャッシュとよく混同されがちなのが「Cookie（クッキー）」です。
この2つは、似ているようで役割が異なります。
- キャッシュ： サイトの表示を速くするためのデータ
- Cookie： ログイン情報などを記憶し、利便性を高めるデータ
ざっくり言うと、キャッシュは「表示速度」、Cookieは「利便性」のため、と覚えておくと分かりやすいでしょう。
PC版 サイトごとにキャッシュ、Cookieをクリアする方法
Braveを起動し、画面右上の「三本線メニュー」をクリックします。
メニューより「設定」を選択します。
左メニューの「プライバシーとセキュリティ」から「サイトとシールドの設定」を選択します。
「すべてのサイトに表示されている権限とデータを表示」を選択します。
サイトの一覧が表示されるので、データを削除したいサイトを選んで削除します。
スマホ版（iPhone）サイトごとにキャッシュ、Cookieをクリアする方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「すべての設定」をタップします。
「Shieldsとプライバシー」をタップします。
サイトの一覧が表示されるので、データを削除したいサイトを選んで削除します。
スマホ版（Android）サイトごとにキャッシュ、Cookieをクリアする方法
Braveアプリを開き、画面右下の「…」（メニューボタン）をタップします。
「設定」をタップします。
「サイトの設定」をタップします。
サイトの一覧が表示されるので、データを削除したいサイトを選びます。
「データを削除して権限をリセット」をタップしてデータを削除します。
キャッシュクリアしても動作が改善しない場合の対処法
キャッシュクリアはブラウザ不調の特効薬ですが、それでも動作が改善されない場合もあります。
そんなときは、キャッシュ以外の原因を探ってみましょう。
ぜひ以下の対処法を試してみてください。
不要なタブやウィンドウを閉じる
タブやウィンドウの開きすぎは、PCの作業スペースである「メモリ」を圧迫します。
これが、動作が重くなる直接的な原因です。
見ていないタブや不要なウィンドウは、こまめに閉じる習慣をつけましょう。
これだけでも、ブラウザのパフォーマンスが目に見えて改善されることもありますよ。
不要な拡張機能を無効化または削除する
ブラウザを便利にするために追加した「拡張機能」が、かえって動作を重くしているケースもあります。
もし多くの拡張機能をインストールしているなら、一度使っていないものを無効化、または削除してみてください。
BraveブラウザやPC・スマホ本体を再起動する
「困ったら再起動」とはよく言いますが、このシンプルな方法が多くの問題を解決してくれます。
まずはBraveブラウザを一度完全に終了させ、再度立ち上げてみましょう。
それでも改善しない場合は、PCやスマホ自体を再起動してみてください。
メモリがリフレッシュされ、一時的な不具合が解消されることも少なくないよ。
キャッシュクリアとセットで試すのも効果的です。
Braveブラウザを最新バージョンにアップデートする
お使いのBraveブラウザのバージョンが古いと、パフォーマンスの低下やセキュリティ上の問題につながることも。
常に最新の状態へアップデートしておきましょう。
それだけでブラウザの動作が最適化され、不具合が解決するケースは少なくありません。
Braveのインストール方法や使い方についてはデバイスごとに、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
まとめ
- キャッシュはWebサイトの情報を一時的に保存し、再表示を高速化
- Braveなどのブラウザを快適に使うために欠かせない仕組み
- キャッシュが溜まりすぎるとストレージ圧迫や表示トラブルの原因に
- 定期的なキャッシュのクリアで快適な動作を維持できる
キャッシュは便利な反面、放置するとトラブルの元にもなります。
Braveをサクサク快適に使うためにも、定期的なメンテナンスを心がけましょう！