
・BraveでBATが急に貯まらなくなった…
・設定は正しいはずなのに、原因が分からない…
・もしかして、もう獲得できないの?
せっかくBraveを使い始めたのに、肝心の報酬が貯まらないとやる気をなくしてしまいますよね。
情報が多すぎて、何から確認すればよいか分からなくなるその気持ち、よく分かります。
でも、ご安心ください。
BATが貯まらない原因は、基本設定以外に見落としがちなポイントが隠れていることが多いのです。
この記事では、基本設定のチェックリストはもちろんのこと、多くの人が見落としているPC・スマホ本体の設定にも触れていきます。
さらに、bitFlyerとの連携状況まで、原因と対処法を画像付きで丁寧に解説します。
この記事を読み終える頃には、BATが貯まらなかった原因がスッキリ解消されているはずです。
再びサクサク貯まるBATを眺めながら、効率的なポイ活を再開しましょう。
BATが貯まらない時に最初に確認すべき5項目


Braveブラウザには、「Brave Rewards」という機能があり、仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)を貯めることができます。
もし「BATが貯まらない」と感じるなら、原因は設定にあるのかもしれません。



まずはBrave Rewardsの設定画面を開き、基本的な項目が正しく設定されているか確認してみてください。
Brave Rewardsは有効になっているか?
BATを貯めるには、まずBrave Rewards機能を有効にする必要があります。



この機能がオフのままでは広告が配信されず、当然BATも貯まりません。
設定画面は、アドレスバー右端にある三角形のBATアイコンから開けます。
もし画面に「Rewardsの使用を開始」というボタンが表示されていたら、まだ機能が有効になっていない証拠です。
そのボタンをクリックし、指示に従って国を選択すればBrave Rewardsが開始されます。
手順は以下になります。
トップ画面の「リワード」より「Rewards設定」をクリックします。


「Rewardsの使用を開始」ボタンをクリックします。


地域を選択します。


「完了」ボタンをクリックします。


Braveプライベート広告表示はオンになっているか?
Brave Rewardsを有効にしても、広告の表示設定がオフのままではBATは貯まりません。
というのも、BATはBraveプライベート広告を閲覧することへの対価として支払われる報酬だからです。
Brave Rewardsの設定画面を開き、「新しいタブページ広告」や「通知広告」の項目を確かめてみましょう。
ここのスイッチが「オン」になっている必要があります。


Braveの広告は、ユーザーのプライバシーを保護する仕組みです。
その上で、興味に合わせた広告をプッシュ通知や新しいタブに表示します。



この設定がオフだと、BATを獲得する機会そのものを失ってしまうので注意してください。
広告の表示頻度は最大になっているか?
BATを効率的に貯めるなら、広告の表示頻度を最大に設定するのがおすすめです。
表示頻度が低いままだと、BATを獲得する機会が大きく減ってしまいます。
Brave Rewardsの設定画面に、「表示する広告の最大数」という項目があります。
ここで1時間に表示される広告の最大数を設定できるのです。



選択肢は「1時間に最大1件」から「1時間に最大10件」まで用意されています。



BATの獲得を最優先したい場合は、「1時間に最大10件の広告」を選んでおきましょう。
手順は以下になります。
アドレスバーの右横に表示されている三角形のアイコンをクリックします。


「広告設定」をクリックします。


「通知広告」という項目があります。
ここのドロップダウンメニューから、希望する頻度(例: 1時間に1件、5件、10件など)を選択します。





ただし、広告の表示頻度を最大に設定しても、必ずその数が表示されるとは限りません。
配信される広告の数は、その時々の広告在庫や、あなたの興味関心に合う広告があるかによって変動するためです。
iPhone(iOS)でBraveを利用してないか?
iPhoneやiPadといったiOS端末では、残念ながらBraveブラウザを使ってもBATを貯めることはできません。



これはApple社のApp Storeの規約によるものです。
BATを獲得できるのは、Windows、Mac、Android版のBraveブラウザに限られます。
もしiPhoneをお使いでBATが貯まらない場合、原因は設定ではなくデバイスそのものにあるのです。



BATを貯めるには、PCやAndroid端末でBraveを利用する必要があります。
Braveブラウザは最新バージョンか?
Braveブラウザのバージョンが古いと、不具合が原因でBATの獲得や反映がうまくいかないことがあります。
Braveは頻繁にアップデートされ、BATの獲得に関する重要な修正が含まれることも珍しくありません。



もし最新バージョンでなければ、すぐにアップデートすることで問題が解決する可能性があります。
BATが貯まらない時の具体的な原因と対処法


基本的な設定は正しいはずなのに、BATが貯まらないことがあります。
その原因は、デバイスのOS設定や利用環境、ウォレットの連携状況など、少し踏み込んだ部分にあるかもしれません。
ここでは、原因別に具体的な対処法を紹介します。
【OSの設定】通知設定がオフになっている
Braveのプライベート広告には、OSのプッシュ通知を利用して表示されるものがあります。
この広告を受け取るには、Braveブラウザ側の設定だけでは不十分かもしれません。



PCやスマートフォン本体で、Braveアプリからの通知を許可する必要があります。



もしOSの通知設定がオフになっていると、広告そのものが表示されません。
これがBATを獲得できない原因になっている可能性があります。
以下の手順で、お使いのデバイスの通知設定を見直してみましょう。
PCの場合
OSの設定より「システム」→「通知」メニューをクリックします。


一覧の中からBraveを探し、通知が「オン」になっているか確認してください。


Androidスマートフォンの場合
「設定」アプリを開き「アプリ」メニューをタップします。




一覧の中からBraveを探し、タップします。




「Braveのすべての通知」が「オン」になっているか確認してください。


【OSの設定】「集中モード」「おやすみモード」がオンになっている
PCやスマートフォンには、作業に集中するための「集中モード」や、睡眠を妨げないための「おやすみモード」といった機能が備わっています。
これらのモードが有効になっている間は、Braveからのプッシュ通知広告もブロックされてしまうのです。
その結果、広告が表示されず、BATが貯まらない原因となっている可能性があります。



もしお使いのデバイスでこれらのモードを設定している場合は、一度解除するか、Braveアプリを「通知を許可するアプリ」として例外設定に追加してみてください。
【OSの設定】Androidのバックグラウンド更新や省電力モード
Android端末には、バッテリー消費を抑えるための「省電力モード」や「バッテリー最適化」といった機能が備わっています。
これらの機能がBraveアプリに適用されていると、バックグラウンドでの広告受信に必要な処理が停止されてしまうかもしれません。



これが、BATが貯まらない原因となっている可能性があります。
心当たりがある方は、以下の設定を見直してみてください。
「設定」アプリを開き「アプリ」メニューをタップします。




一覧の中からBraveを探し、タップします。


Braveアプリのバッテリー使用量を「制限なし」に設定します。





この設定変更によって、アプリがバックグラウンドでも正常に動作し、広告をきちんと受信できるようになるはずです。
【ウォレット連携】bitFlyerとの連携ができていない
Braveで貯めたBATを日本円にするには、仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)との連携が欠かせません。
この連携ができていないと、Brave Rewardsの画面上ではBATが貯まっているように見えます。
しかし、実際にはbitFlyerの口座へ送金されず、換金できる状態にはならないのです。



また、一度連携したつもりでも、何らかの理由で接続が切れてしまうこともあるようです。



心当たりがある方は、Brave Rewardsの設定画面を確認してみましょう。
「アカウントの接続」といった項目で、bitFlyerとの連携が「接続済み」になっているか確かめてください。


もし連携が切れていたら、もう一度bitFlyerアカウントにログインし、連携し直す必要があります。
bitFlyerの口座開設やBraveとの連携がまだの方は、以下の手順を参考にしてください。
bitFlyerの口座開設とBraveとの連携手順
まだ口座を持っていない場合は、まずbitFlyerの公式サイトから口座開設を済ませておきましょう。
口座開設の手順については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


Rewards画面より「アカウントの接続」ボタンをクリックします。


「ログインまたはサインアップ」をクリックします。


メールアドレス、パスワードを入力してbitFlyerにログインします。


SMSやAuthenticatorで確認コードを取得し、追加の認証を行います。



bitFlyerの口座開設時にSMS送信か、認証アプリでの2段階承認の設定が必須になっています。


「許可する」ボタンをクリックします。


【利用環境】VPNやプロキシ、特定のセキュリティソフトの利用
Brave Rewardsには、不正なBAT獲得を防ぐための仕組みがあります。
そのため、特定の利用環境では広告の配信が制限されることがあるのです。



例えば、VPNやプロキシサーバーを経由した接続や、一部のセキュリティソフトが原因かもしれません。
こうした環境では、Brave側がユーザーの所在地などを正確に把握できなくなります。
その結果、広告が表示されなくなる可能性があります。



心当たりがある方は、一度VPNやプロキシを無効にしてみてね。



また、セキュリティソフトの設定を見直し、Braveの通信をブロックしていないか確認することをお勧めします。
【利用状況】フルスクリーンでの動画視聴やゲームプレイ中
Braveの報酬は、ユーザーが広告にきちんと「注意(Attention)」を向けていることが前提となっています。
そのため、ブラウザを積極的に利用していないと判断される状況では、広告の表示が抑えられることがあるのです。



例えば、動画視聴やゲームプレイで画面をフルスクリーンにしている間は、通知広告が表示されないケースがこれにあたります。



もし心当たりがあれば、以下の方法を試してみてください。
まずはフルスクリーンモードを解除し、ブラウザのウィンドウを通常のサイズに戻してみましょう。
また、普段からブラウザを最前面でアクティブに使うことを意識するとよいかもしれません。
【広告の仕様】広告の在庫が枯渇している・興味関心にマッチしない
BATが貯まらない原因は、ユーザー側の設定ミスだけとは限りません。
Braveの広告配信は、広告主のキャンペーン状況に左右されるのです。
お住まいの地域やタイミングによっては、配信できる広告の数が一時的に少なくなることがあります。
また、Braveはユーザーのブラウジング履歴に基づいて興味関心にマッチした広告を選んで表示します。



そのため、自分に合う広告キャンペーンがたまたま実施されていない場合も、広告の表示回数が減ってしまうんだ。



この場合の対処法は?



このケースについては、残念ながらユーザー側で直接できる対処法はないんだ。
しばらくブラウザを使い続けることで、Braveのアルゴリズムがあなたの興味を学習します。
そうすれば、次第に自分に合った広告が表示されるようになるでしょう。
それでも解決しない場合の最終手段


設定を見直しても解決しない場合、お使いの環境特有の問題や、Brave側の不具合が原因かもしれません。
その際は、公式のサポートに問い合わせてみるのが最も確実でしょう。
Braveの公式コミュニティフォーラムで質問する
Braveには、世界中のユーザーやサポートチームが参加する公式のコミュニティフォーラムという場所があります。
一般的なFAQで解決しない技術的な問題や不具合は、ここで質問すると具体的なアドバイスを得られるでしょう。



質問する際は、以下のポイントを意識するとスムーズです。
- お使いの環境: OSとBraveのバージョン
- 試した対処法: 何を試して、どうなったか
- 問題の詳細: 「広告が全く表示されない」「残高が増えない」など、具体的な状況
フォーラムに投稿することで、サポートチームがあなたの環境を調査し、個別の解決策を示してくれるかもしれません。
よくある質問(FAQ)


Braveのインストール方法や使い方についてはデバイスごとに、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。






まとめ
- Brave Rewardsが有効であるか確認
- 広告表示設定(通知広告・タブ広告)がオンになっているか確認
- 広告表示頻度を「1時間に最大10件」に設定
- iPhoneではBATが貯まらないため、PCまたはAndroidで利用する
- Braveを最新バージョンに更新
- OSの通知設定や集中モード、省電力モードの影響を見直す
- bitFlyerとのウォレット連携状況を確認
- VPNやプロキシ、セキュリティソフトの影響がないか確認
- フルスクリーン利用時は広告が表示されにくい
- 地域やタイミングにより広告在庫が枯渇している場合もある
BATが貯まらないと感じたら、まずは基本的な設定を一つずつ見直してみましょう。
それでも解決しない場合は、Braveの公式フォーラムでの相談や、時間をおいて利用を継続することで改善が期待できます。
