
・動画が何度も中断されてイライラ
・YouTubeを音楽代わりに「ながら聴き」したい
・広告のせいで、月末の通信量(ギガ)がカツカツ…
その気持ち、すごく分かります。毎日のスキマ時間を楽しみたいだけなのに、広告のせいで逆にストレスが溜まってしまいますよね。
でも、安心してください。その悩み、無料のブラウザを1つ入れるだけで、すべて解決できるんです。
この記事では、次世代ブラウザ「Brave」でYouTube広告を完全に消す方法を解説。
誰でも真似できるよう、画像たっぷりで分かりやすく説明します。
パソコン・スマホ別の設定手順から、「広告が消えない」といったトラブルの解決策まで網羅。
この記事一本で、あなたの悩みはきっと解決するでしょう。
この記事を読み終える頃には、広告の存在すら忘れるほど快適な動画視聴が、あなたのものになっています。
有料級のバックグラウンド再生が通勤時間を楽しいものに変え、通信量の節約で月末のギガ不足からも解放されるのです。
さあ、たった5分で、広告に邪魔されないストレスフリーな毎日を始めましょう。
BraveブラウザでYouTubeの広告は無料でブロックできる


Braveブラウザには、YouTubeの動画広告やバナー広告をブロックする強力な機能が標準で備わっています。
特別な設定や追加料金は一切いりません。



BraveをインストールしてYouTubeを見るだけで、広告に邪魔されないストレスフリーな動画体験があなたのものになります。
では、なぜBraveは広告をブロックできるのでしょうか。
その仕組みと具体的な使い方を、これから詳しく見ていきましょう。
Braveの広告ブロックの仕組み
Braveの無料広告ブロックの秘密は、「Brave Shields(ブレイブ・シールズ)」という独自の機能にあります。
これがウェブサイトを読み込む時、広告や行動を追跡するトラッカーなどを自動で検知し、ブロックしてくれるのです。



一般的なブラウザでは、動画の前に広告サーバーと通信し、広告をダウンロードしてから動画が始まります。



一方、Brave Shieldsは広告サーバーとの通信そのものをシャットアウトします。
結果として広告データがダウンロードされず、私たちの目に触れる前に広告が消える、というわけです。
この仕組みのおかげで、私たちは広告に邪魔されずコンテンツに集中できます。



加えて、不要なデータを読み込まないためページの表示速度もアップ。



データ通信量の節約にも繋がるのは嬉しいポイントでしょう。
【パソコン版】BraveでYouTube広告をブロックする方法


パソコンでBraveブラウザを使ってYouTube広告をブロックするのは非常に簡単です。
ここでは、2つのステップに分けて具体的な手順を解説します。
STEP1:Braveブラウザをインストールする
Braveのインストールは非常に簡単です。
以下の手順に沿って進めれば、誰でもすぐに使い始めることができます。
「Braveを入手」ボタンをクリックします。
お使いのOS(WindowsかMacか)は自動で判別されるので、そのままクリックしてインストーラーをダウンロードします。


ダウンロードしたファイル(Windowsなら「BraveBrowserSetup.exe」、Macなら「Brave-Browser.dmg」)をダブルクリックします。
- Windowsの場合: 自動的にインストールが開始されます。
- Macの場合: Braveのアイコンとアプリケーションフォルダが表示されます。Braveのアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップすればインストール完了です。
Braveをデフォルトのブラウザに設定する場合、「Braveをデフォルトのブラウザとして設定」をクリックします。





とりあえず、Braveを試してみたい場合はスキップで構いません。
デフォルトのブラウザ設定は後でもできます。
他のブラウザからブックマークや保存したパスワード、閲覧履歴などの大切なデータを、Braveに引き継ぐことができます。
ブラウザを選択して「追加」ボタンをクリックします。





こちらもスキップして構いません。
データ移行は後でもできます。
最後に「終了」ボタンをクリックすれば、インストールは完了です。


STEP2:広告ブロック機能「Brave Shields」を有効にする
Braveの最大の特徴である広告ブロック機能「Brave Shields」。
これは基本的に、インストールした時点で自動的に有効になります。
そのため特別な設定はいりませんが、念のため機能がオンになっているか確認しておくと安心です。
Braveブラウザのアドレスバーに「youtube.com」と入力するか、ブックマークからYouTubeにアクセスします。


Brave Shieldsの状況は、アドレスバー右側のライオンアイコンでシールドがオンになっていることを確認します。


設定の確認ができたら、実際にYouTubeを視聴して広告がブロックされているか確認しましょう。



普段見ている動画をいくつか再生してみてください。
動画の再生前や途中に表示されていた広告が一切表示されなくなっているはずです。
パソコン版Braveのインストール方法や使い方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


【スマホ版】BraveでYouTube広告をブロックする方法


スマホでも、Braveブラウザを使えばパソコン版と同様に簡単にYouTube広告をブロックできます。
iPhone、AndroidどちらのOSでも手順はほとんど同じです。
STEP1:Braveブラウザをインストールする
下記よりBraveアプリをダウンロードしてください。
インストールできたら、さっそくホーム画面のアイコンからBraveを開いてみましょう。これだけで準備はOKです。
STEP2:広告ブロック機能「Brave Shields」を有効にする
スマホ版のBraveでも、広告ブロック機能「Brave Shields」は最初から有効になっています。
パソコン版と同じく、念のため機能がオンになっているか確認しておきましょう。
Braveブラウザのアドレスバーに「youtube.com」と入力するか、ブックマークからYouTubeにアクセスします。


Brave Shieldsの状況は、アドレスバー右側のライオンアイコンでシールドがオンになっていることを確認します。


設定の確認ができたら、実際にYouTubeを視聴して広告がブロックされているか確認しましょう。



注意点として、必ずBraveアプリ内でYouTubeを開くようにしてください。
スマホにインストールされているYouTube公式アプリから動画を再生しても、広告はブロックされません。
スマホ版Braveのインストール方法や使い方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。




BraveでYouTubeを使う5つのメリット


BraveをYouTube視聴に利用するメリットは、単に広告が消えるだけではありません。
ここでは、ユーザーにとって嬉しい5つの大きなメリットを紹介します。
広告に邪魔されず、視聴に集中できる
最大のメリットは、何と言っても広告に邪魔されなくなることでしょう。
動画の冒頭や途中で広告を待つ必要がなくなり、コンテンツそのものに没頭できるのです。



音楽のミュージックビデオや学習系コンテンツなど、集中したい動画ほど、この快適さを強く実感できるはずです。
ページの読み込みが高速化し、ストレスが減る
Braveは広告やトラッカーといった不要なデータを読み込まないため、ウェブページの表示が他の主要ブラウザより高速です。
YouTubeにおいても、動画ページや関連動画のサムネイルが素早く表示されるので、サクサク快適に操作できるでしょう。



この読み込みの速さが、ブラウジング全体のストレスを大幅に軽くしてくれます。
データ通信量を節約できる
動画広告は、多くのデータ通信量を消費するものです。
Braveはこうした広告データをダウンロードしないため、結果として通信量の節約に繋がるのです。



特にスマホのモバイルデータ通信や、データ容量に上限のあるプランを使っている方にとって、これは大きな経済的メリットですね。
バックグラウンド再生機能が使える(スマホ版)
スマホ版のBraveには、なんとYouTubeのバックグラウンド再生機能が無料で備わっているのです。
本来これは、YouTube Premium(有料プラン)で提供されている機能。



Braveなら、他のアプリを操作しながらでもYouTubeの音声を楽しめます。



さらに、スマホの画面をオフにしても再生は続きます。
音楽を聴いたり、ラジオ感覚で動画コンテンツを楽しんだりする際に、とても重宝するでしょう。
バックグラウンド再生については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


強力なプライバシー保護機能で高い安全性
Braveは、ユーザーのプライバシー保護を最優先に設計されたブラウザです。
広告はもちろん、あなたの閲覧履歴や行動を追跡する「トラッカー」も強力にブロックします。
これにより、企業に個人の興味や関心を分析されるリスクが減り、より安全にインターネットを楽しめるようになるのです。



加えて、Googleセーフブラウジング機能も統合。フィッシングサイトやマルウェアといった脅威からも、あなたをしっかり守ってくれます。
BraveでYouTube広告が消えない原因と対処法


Braveを使っていても「YouTubeの広告が消えない」という問題が起きることがあります。
ここでは、考えられる主な原因とその対処法を解説します。
YouTubeアプリから視聴している
これは、スマホでよくある原因です。
Braveの広告ブロック機能が働くのは、あくまでBraveブラウザの中でウェブページを見たときだけ。
ホーム画面にあるYouTubeの公式アプリから直接動画を視聴しても、残念ながら広告はブロックされないのです。



動画を見るときは、必ずBraveブラウザを起動し、検索バーやブックマークからYouTubeにアクセスするようにしましょう。
Brave Shields(広告ブロック機能)がオフになっている
もしかすると、何かの操作でBraveの広告ブロック機能「Brave Shields」がオフになっているのかもしれません。
特定のサイトだけで無効になっていることもあれば、ブラウザ全体でオフになっているケースも考えられます。
アドレスバーの右側にあるライオンのアイコンをクリックして、Shields機能が「オン」になっているか確認してみましょう。



もしオフになっていたら、スイッチをオンに切り替えるだけで大丈夫です。
Braveブラウザのバージョンが古い
Braveのバージョンが古いと、最新の広告に対応できず、ブロックしきれないことがあります。
YouTube側も広告ブロックを回避しようと日々仕様を変えています。
そのため、ブラウザ側もアップデートで対応する必要があるのです。



アップデートは基本的に自動で行われます。
念のため、Braveの設定メニューから最新版になっているか確認しておきましょう。
キャッシュが溜まっている
ブラウザに溜まる一時データ「キャッシュ」が古くなると、広告がうまくブロックされない不具合の原因になることがあります。



Braveの設定メニューを開き、「プライバシーとセキュリティ」に進んでください。



そこから「閲覧履歴データの削除」を選び、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れてデータを削除(クリア)してみましょう。
Braveのキャッシュについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


知っておくと便利なBraveの独自機能


Braveの魅力は広告ブロックだけではありません。ユニークで便利な機能も備わっているのです。
ここでは、仮想通貨初心者の方にもぜひ知ってほしい、代表的な2つの機能を見ていきましょう。
広告を見て仮想通貨が貯まる「Brave Rewards」
「Brave Rewards」は、プライバシーに配慮したBrave独自の広告を任意で見ることで、報酬として仮想通貨「BAT」がもらえるユニークな仕組みです。
ウェブ上の広告は通常、無差別に表示されますよね。
しかしBrave Rewardsの広告は、ユーザーのプライバシーを侵害しない形で配信されるのが特徴です。



この広告を表示する設定にすると、デスクトップ通知のように現れ、それを見た対価としてBATが付与されるのです。
貯まったBATは、提携する仮想通貨取引所の口座に移して日本円に交換できます。
広告をただブロックするだけでなく、新しい形で広告と関わり報酬を得られる。
これがBraveの画期的な点と言えるでしょう。
Brave Rewardsの設定はこちら
TOP画面の「リワード」より「Rewards設定」をクリックします。


「Rewardsの使用を開始」ボタンをクリックします。


地域を選択します。


「完了」ボタンをクリックします。


bitFlyer(ビットフライヤー)の口座と連携させる方法はこちら
Brave RewardsでBATを獲得するには「bitFlyer(ビットフライヤー)」の口座と連携させる必要があります。



仮想通貨BATの受け取りができる口座はbitFlyerだけです。
他の取引所口座ではBATの受け取りはできないので注意してね。
手順は以下になります。
まだ口座を持っていない場合は、まずbitFlyerの公式サイトから口座開設を済ませておきましょう。
口座開設の手順については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


Rewards画面より「アカウントの接続」ボタンをクリックします。


「ログインまたはサインアップ」をクリックします。


メールアドレス、パスワードを入力してbitFlyerにログインします。


SMSやAuthenticatorで確認コードを取得し、追加の認証を行います。



bitFlyerの口座開設時にSMS送信か、認証アプリでの2段階承認の設定が必須になっています。


「許可する」ボタンをクリックします。





ただし、Braveの大きな特徴である「仮想通貨BAT」を貯める機能は、PC版とAndroid版のみ対応しています。
iOS版(iPhone/iPad)では使えないため、ご注意ください。
オフライン再生できる「Brave Playlist」
「Brave Playlist」は、YouTubeなどの動画や音声を保存し、オフラインで再生できる便利な機能です。
これを使えば、通勤中や飛行機の中といった電波が不安定な場所でも、データ通信量を気にせずお気に入りの動画を楽しめます。



使い方も実にシンプル。YouTube動画の再生中に表示されるボタンをタップするだけで、簡単にプレイリストへ追加が完了します。
バックグラウンド再生にも対応しているのは嬉しいポイントだね。



ただし、この機能は現在のところiOS版(iPhone/iPad)限定となっています。
Braveのプレイリストについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


まとめ
- BraveブラウザはYouTube広告を無料でブロック可能
- 広告ブロック機能「Brave Shields」は標準搭載&自動で有効
- パソコン・スマホの両方で使えて、バックグラウンド再生も可能
- 通信量を節約でき、ページ表示も高速化
- 広告を見ることで仮想通貨BATが貯まる「Brave Rewards」も魅力
- iOS限定でオフライン再生できる「Brave Playlist」機能も搭載
YouTubeの広告にうんざりしているなら、Braveブラウザを使ってみましょう。
無料で始められ、快適かつ安全な動画視聴環境が手に入ります。



まずは無料でインストールして使ってみましょう。
使ってみて驚くほど快適な環境が待っています。
広告に邪魔されないYouTube、ぜひ体験してみてくださいね。

