
・専門用語や手順が難しそうで不安
・送金ミスで資金を失うのが怖い
・どの取引所が安くて安全か分からない
そのお気持ち、非常によくわかります。
初めての換金は、見慣れない操作や専門用語に戸惑い、不安を感じてしまいますよね。
ですが、ご安心ください。
この記事で紹介する手順に沿って進めれば、誰でも迷うことなく、最も安全かつ手数料を抑えてSTEPNの収益を日本円に換金できます。
なぜなら、この記事では換金に必要な全6ステップを、実際のスマートフォンの操作画面の画像を27枚使い、どこよりも分かりやすく解説しているからです。
この記事を読み終える頃には、換金に対する漠然とした不安は「自分にもできる」という自信に変わっているでしょう。
STEPNの利益を安全に日本円へ換え、日常のちょっとした贅沢に使えるようになります。
STEPN換金の全体フロー


STEPNで得たGSTを現金化するには、アプリ内の資金移動から銀行への出金までの流れを一気通貫で理解することがカギです。
工程ごとのポイントをざっくり把握しましょう。



まず流れをおぼえてね。
道すじが分かれば迷うことはないよ。
Spending→Wallet→取引所→銀行口座の全体の流れ
STEPNアプリで歩いて得た仮想通貨GSTは、まず「Spending」口座に貯まります。ただし、このままでは外部への送金や売却ができません。
まずGSTをアプリ内のウォレット「Wallet」に移し、そこで暗号資産SOL(ソラナ)へ交換します。



SOLは日本円に換金しやすいため便利です。
次に、交換したSOLを国内の暗号資産取引所(例:GMOコイン)へ送金します。
着金後、SOLを日本円に換え、取引所から自分の銀行口座へ出金すれば完了です。
この手順で、アプリ内で得たGSTを現金として受け取れるようになります。
換金に必要なもの


STEPNで稼いだGSTを日本円に換えるには、事前の準備が必要です。
- SOLを取り扱っている国内取引所の開設
- ガス代(手数料)用のSOL



ポイントは「SOLを売る場所」と「ガス代の確保」。
国内取引所の口座を用意しておけば、SOLが届き次第すぐに円に換金でき、相場の変動リスクも減らせます。
また、ガス代用のSOLが不足すると送金ができないため、少額でも残しておくことが重要です。
それでは、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。
SOLを取り扱っている国内取引所の開設
STEPNからSOLを送金するには、SOLの入出金に対応した国内の暗号資産取引所の口座が必要です。
2025年時点でSOLを取り扱っている主な国内取引所は以下の4社です。
- GMOコイン
- SBI VCトレード
- BITPOINT
- bitbank



使いやすさや手数料の面から「GMOコイン」がおススメです。
ここではGMOコインを例に手順を解説します。
まだ対応取引所の口座を持っていない場合は、あらかじめ開設しておくとスムーズです。
STEPNを利用するうえで、おススメの仮想通貨取引所については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


ガス代(手数料)用のSOL
暗号資産をブロックチェーン上で送金・交換する際には、「ガス代」と呼ばれるネットワーク手数料が発生します。
Solanaチェーンでは、このガス代としてSOLが必要なため、STEPNのWalletに少量のSOLを入れておくと安心です。



どれぐらい用意しておけばいいの?



目安は0.01〜0.05 SOL(数百円程度)。
これだけあれば、日常的な操作には十分対応できるよ。
もしSOLを使い切ると、Wallet内での換金などもできなくなるため注意が必要です。
まだSOLを持っていない場合は、あらかじめ取引所で購入し、STEPNのWalletに送って準備しておきましょう。
STEPNの換金・出金の手順


ここからは、GSTを日本円に換金するまでの6つのステップを時系列で解説していきます。
- GSTをSTEPNのSpendingからWalletへ移動
- STEPNのWalletでGSTをSOLへ交換
- 送金先のGMOコインのアドレスを取得
- STEPNのWalletからGMOコインへSOLを送金
- GMOコインでSOLを円に換金
- 換金した円をGMOコインから指定の銀行に出金
画面操作のコツや、つまずきやすいポイントもあわせて紹介するので、実際にアプリを開きながら進めるとスムーズです。



迷わず進められるように、ステップごとにわかりやすく紹介します。
手順1:GSTをSTEPNのSpendingからWalletへ移動
まず、GSTをSTEPNアプリ内のSpending口座からWallet口座へ移動します。
画面右上のウォレットアイコン(Solanaマーク)を押下します。


Spendingの画面で「TRANSER」ボタンを押下します。


From: Spending / To: Wallet となっていることを確認し、通貨としてGSTを選択します。
換金したいGSTの数量を入力し、「CONFIRM TRANSFER」ボタンを押下します。





数分待ってWallet残高にGSTが反映されれば、次のステップに進みましょう。
手順2:STEPNのWalletでGSTをSOLへ交換
Walletに移したGSTは、アプリ内の交換機能(DEX機能)を使ってSOLにスワップ(交換)します。
STEPNアプリのWallet画面で交換元のGSTを選択します。




Fromに「GST」、Toに「SOL」を指定します。
SOLに交換したいGST数量を入力し、「SWAP」ボタンを押下します。





完了すると、Wallet内でGSTが減少し、その分のSOLが増えているはずです。
手順3:送金先のGMOコインのアドレスを取得
GSTをSOLに交換できたら、そのSOLを送金する送り先となる取引所側(GMOコイン)の受取アドレスを確認します。
ノーマルモードの場合は、アカウントメニューより「トレーダーモード」に切り替えます。


トップ画面より「預入/送付」メニューを選択します。


通貨の一覧よりSOLを選択します。


預入メニューに自分専用のSOL入金用アドレスが表示されます。
長い英数字のアドレスが表示されるので、「ソラナアドレスをコピー」ボタンを押下します。
アドレスを自分で手入力するのは非常に危険です。絶対にコピー&ペーストで正確に取得しましょう。





手入力は宛先ミスの原因です。送金されなくなるので絶対にダメ!
手順4:STEPNのWalletからGMOコインへSOLを送金
いよいよ、STEPN Walletから先ほどコピーした取引所のSOLアドレス宛にSOLを送金します。
STEPNのWallet画面でSOLを選択します。


「Transfer」メニューを押下します。


「To External」メニューを押下します。


「To Address」に手順3で取得した送金先の取引所(GMOコイン)のアドレスを入力(貼り付け)ます。
「Amount」に送金するSOLの数量を入力します。
問題なければ「CONFIRM」ボタンを押下します。





取引所の口座画面でSOL残高が増えていることを確認しましょう。
もしすぐに反映されなくても慌てずに、ネットワーク混雑時は少し時間をおいてリフレッシュしてみてください。
はじめてSTEPN→GMOコインに送金する場合、GMOコインでは未反映リストに表示されます。
GMOコインアプリを開き、「預入/送付」メニューを押下し、「未反映リスト」を確認します。
リストより確認ボタンを押下して、画面の指示に従い必要事項を入力して送付元情報を登録する必要があります。


手順5:GMOコインでSOLを円に換金
GMOコインにSOLが着金したら、次はそれを日本円に換えます。
売却方法には「取引所形式」と「販売所形式」があり、販売所ではワンクリックで簡単に売却できますが、スプレッド(実質的な手数料)がかかります。
少しでも有利に取引したい方は、取引所形式を選ぶのをおススメします。



今回は、取引所形式を使った方法をご紹介します。
画面右下の「レート」メニューを選択します。


「取引所 現物」タブを選択し、通貨一覧よりSOLを選択します。


TOP画面より「トレード」メニューを選択します。


「注文」ボタンを押下します。


「成行」タブを選択し、「売り」メニューを選択します。
売却したい数量を入力します。
問題なければ「確認画面へ」ボタンを押下します。


「注文確定」ボタンを押下します。


手順6:換金した円をGMOコインから指定の銀行に出金
最後に、取引所(GMOコイン)にある日本円を自分の銀行口座へ出金します。
初回のみ口座の登録が必要ですが、一度設定しておけば、次回からは手続きがスムーズに進みます。
トップ画面より「入出金/振替」メニューを選択します。


出金タブを選択します。


はじめて振込する場合は、振込先の口座登録が必要になります。
下記、画面の「こちら」を押下して、画面の指示に従い振込先の口座登録を行います。




出金タブに登録した振込先の口座が表示されます。
出金したい金額を入力して、2段階承認を行い、「確認画面へ」ボタンを押下します。


確認画面が表示されるので問題なければ「実行」ボタンを押下します。





土日を除き通常は数時間〜翌営業日内に指定口座へ入金されます。
これで無事、STEPNで稼いだGSTを現金化できました。
手数料のシミュレーション


STEPNでGSTを円に換金する過程(GST → SOL → 円)では、送金や売却のたびに少しずつ手数料が発生します。
ここでは、各ステップでかかるコストをシミュレーションして確認してみましょう。



ガス代(手数料)や各取引所でかかるコストは変動するため、ここで紹介する内容はあくまで記事執筆時点の参考情報としてご覧ください。
GSTの数量に関係なく50GSTで固定
ガス代として0.000055SOL
ガス代として0.000055SOL
取引所で売却したのでスプレッドなし(手数料0円)
GMOコインは入手金に掛かる手数料は0円



現在のルートで換算すると、トータルの手数料は49円(端数切り捨て)です。
そのうち47円は、GSTをSpendingからWalletへ移動する際にかかるもので、大半を占めています。
なお、Solanaのネットワークは手数料が非常に安く、この点も大きなメリットです。
GMOコインなら入出金が無料で、取引所形式を使えばスプレッドもなく、コストを抑えられます。
利用している国内取引所がSOLを扱っていない場合


すでに国内取引所の口座を持っているものの、そこがSOLに対応していない場合、新たな取引所を増やしたくないという方もいるかもしれません。
そのような場合は、海外取引所を経由して換金することも可能です。以下の手順を参考にしてください。
ただし、海外取引所を開設していない場合は、GMOコインなど国内のSOL対応取引所を開設したほうが、手数料も手間も少なくて済みます。



管理のしやすさやコスト、安全性の面でも、国内取引所の利用をおすすめします。
- GSTをSTEPNのSpendingからWalletへ移動
- STEPNのWalletでGSTをUSDCへ交換
- 送金先の海外取引所(Bybitなど)のアドレス確認
- STEPNのWalletから海外取引所(Bybitなど)へUSDCを送金
- 海外取引所(Bybitなど)でUSDCをXRPに交換
- 送金先の国内取引所(Coincheckなど)のアドレス確認
- 海外取引所(Bybitなど)から国内取引所(Coincheckなど)へXRPを送金
- 国内取引所(Coincheckなど)でXRPを円に換金
- 換金した円を国内取引所(Coincheckなど)から指定の銀行に出金
まず、STEPN内でGSTをUSDC(米ドルに連動するステーブルコイン)へ交換します。
次に、そのUSDCを海外取引所(例:Bybit)に送金し、XRPに換えるのが一般的な流れです。
最後に、XRPを国内取引所(例:Coincheck)へ送って日本円に換金します。



ステップ数が3つも増えるので誤操作に要注意ね。
STEPN換金の注意事項
最後にトラブルを防ぐためのコツをまとめます。
四つの注意事項を頭に入れておくと安心です。



ミスは小さなひと手間でほぼ防げるよ。
いっしょに確認しよう。
- 遅延・未着時の対応
- 送金時のアドレスの確認
- 取引所によって最低入金額が決まっている
- 出金することで税金が発生する
では一つずつ見ていきましょう。
遅延・未着時の対応
暗号資産の送金は通常数分で完了しますが、混雑時は取引所への反映が遅れることがあります。
Solanaネットワークが混んでいると、着金に時間がかかる場合もあります。基本的には待つしかありません。
数時間経っても反映されない場合は、ブロックチェーンエクスプローラーでトランザクションの状態を確認しましょう。
「Success」になっているのに反映されない場合は、取引所側の処理待ちの可能性があります。



どれくらい待てばいいの?



24時間以上かかる場合は、STEPNまたは取引所のサポートへ連絡してね。
なお、送金前にSolanaのネットワーク状況を確認しておくと安心だよ。
送金時のアドレスの確認
暗号資産の送金では、宛先アドレスを正確に入力することが最も重要です。
必ずコピー&ペーストを行い、手入力ミスを防ぎましょう。
ネットワークの選択は取引所の指示に従ってください。誤ると資金が失われます。
XRPやXLMのようにタグが必要な通貨では、タグの入力も忘れずに。



SOLを送る場合はSolanaのネットワークを選べばいいのね。



海外取引所経由でXRPに交換する場合はタグに気を付けよう。
送信前に、アドレスの先頭と末尾を目視で確認すると安心です。
取引所によって最低入金額が決まっている
取引所によっては、暗号資産の最低入金額が設定されていることがあります。
少額すぎるとブロックチェーンに反映されなかったり、取引所側で受け付けられないこともあるためです。
最低額は各取引所のサポートページで確認できます。



GMOコインは最低入金額はなく、ネットワーク仕様のminimum rent-exempt balance(おおよそ0.002SOL程度が目安)以上であれば反映されます。
少なすぎる金額を送ってしまうと、資金が反映されず、サポートでも対応されないケースがほとんどです。
トラブルを避けるためにも、送金前に最低入金額を確認し、ある程度まとめて送るようにしましょう。
出金することで税金が発生する
暗号資産を日本円に換金すると、所得税・住民税の課税対象になります。
STEPNで得た利益も「雑所得」として扱われ、年20万円を超えると原則確定申告が必要です。
特に日本円に換えた時点で課税が確定するため、記録の管理と納税準備を忘れないよう気を付けましょう。



税金に備えて利益の一部を残しておくと安心です。
まとめ
- 換金フローは Spending → Wallet → 取引所 → 銀行口座
- 国内取引所(GMOコイン推奨)などSOL対応口座を先に開設
- 送金はアドレスを必ずコピ&ペースト
- 合計手数料は約49円(ほとんどがGST移動手数料)と低コスト
- 円に換えた時点で雑所得課税対象(年間20万円超で確定申告)
STEPNで稼いだGSTは、アプリ内でSOLへ交換し、GMOコインに送金して売却すれば、わずかな手数料で日本円に換金できます。
Solanaチェーンはガス代が非常に安く、GMOコインなら入出金も無料。
事前にSOL対応口座の開設とガス代の確保を済ませておけば、相場変動リスクと送金トラブルを最小限に抑えられます。
送金時はアドレスとネットワークを二重チェックし、最低入金額も確認しましょう。
税金対策として取引履歴を保存し、利益の一部を納税用に残しておくと安心です。



まずはSOL対応の国内取引所を無料で開設し、少額のSOLをウォレットに送って準備を整えましょう。
GMOコイン がおススメです。