
・GMTの仕組みが複雑で、いまいち理解できない…。
・レベル30までの費用はいくら?
・Comfort特化スニーカーの選び方や育て方がわからない。
わかります。GMTアーニングは大きな可能性を秘めている一方で、情報が断片的で、何から手をつければいいか迷ってしまいますよね。
「損したらどうしよう…」と、一歩踏み出せないその気持ちは当然です。
しかし、ご安心ください。GMTアーニングは、正しい知識と戦略さえあれば、あなたのSTEPNライフを劇的に変える最高のコンテンツです。
この記事は、GMTアーニングの完全攻略ガイドとして、必要な情報を体系的にまとめました。
レベル30までのコスト計算やComfort値の目安はもちろん、ライバルが少ない「ゴールデンタイム」の見つけ方まで、収益を最大化する戦略を徹底解説します。
この記事を最後まで読めば、GMTアーニングへの漠然とした不安は「勝てる確信」に変わるはずです。
最小限の投資で収益を最大化する自分だけのロードマップを描けるようになります。
STEPNのGMTアーニングとは?初心者が知るべき基本


STEPNの「GMTアーニング」とは、歩いてGMT(Green Metaverse Token)を獲得する仕組みです。
通常、STEPNではGSTというゲーム内通貨を稼ぎますが、スニーカーをレベル30まで育てるとGMTも獲得可能に。
これをGMTアーニングと呼びます。



GMTは、STEPNの運営方針に関わる「ガバナンストークン」という重要な役割を持ちます。
ここでは、GMTアーニングの基本と従来のGST稼ぎとの違いを解説していきます。
GMT(Green Metaverse Token)の基本情報と役割
STEPNにおいて、GMTは単なるゲーム内通貨ではありません。
最大の特徴は、運営方針の決定に参加できる「ガバナンストークン」である点。
GMTを持つことは、STEPN世界の方向性を決める一員になることを意味します。



株式会社における「株式」に似ているのね。
ゲーム内でも、特定のレベルアップやミント、ジェム合成といった重要な場面で消費されます。
さらに特筆すべきは、総発行枚数が60億枚と厳密に決まっている点でしょう。
無限に発行されるGSTとは対照的に、供給量が限られているため希少性が生まれ、資産としての価値も期待されています。
さらに、使われたGMTの一部はバーン(焼却)されるため、長期的に価値が上がりやすいデフレ設計となっています。



デフレとは使われるたびに数が減り、希少価値が上がっていくことだよ。
GSTアーニングとGMTアーニングの決定的な違い
GSTアーニングとGMTアーニングは、同じ「Move to Earn」の枠組みにありながら、その性質は大きく異なります。



どちらを選ぶかで作戦や稼げる額も変わってくるので、まずは両者の違いをしっかり把握しておきましょう。
項目 | GSTアーニング (ユーティリティ重視) | GMTアーニング (ガバナンス・将来性重視) |
---|---|---|
役割 | ゲーム内での修理やレベルアップに使用する実用的な通貨(ユーティリティトークン) | プロジェクトの意思決定に参加する権利を持つ、希少価値の高いトークン(ガバナンストークン) |
発行上限 | 無制限(理論上、インフレのリスクを内包) | 60億枚(希少性があり、デフレ圧力がかかる設計) |
解放条件 | レベル1以上のスニーカーがあれば誰でも可能 | レベル30のスニーカーが必須 |
強化する属性 | Efficiency(効率性) | Comfort(快適性) |
獲得量のメカニズム | スニーカーのEfficiency値に基づき、比較的安定して計算される | 全世界のGMTアーニング参加者とGMTプールを分け合うため、常に変動する |
収益の性質 | 日々の修理費などに充てる、短期で安定した収入源 | プロジェクトの成長に伴う、長期的な値上がり益への期待 |



STEPNを利用するうえでの大きな違いは、解放条件の厳しさと、強化すべき属性値ね。
GSTは、日々の活動費を稼ぐためのモードと言えます。
一方GMTは、未来価値へ投資して大きなリターンを狙う、いわば上級者向けのエンドコンテンツです。
GMTアーニングの始め方|解放条件と準備


GMTアーニングは、誰でもすぐに始められるわけではありません。



特定の条件をクリアし、戦略的な準備を整えることで、ようやくGMTを稼ぐことが可能となります。
ここでは、スタートまでの具体的な手順、そして必要なコストや期間の目安を解説していきます。
必須条件:スニーカー(NFT)をレベル30にする
GMTアーニングを始めるための絶対条件は、スニーカー(NFT)のレベルを30にすることです。
レベル29以下の状態では、GMTを稼ぐ選択肢自体が表示されません。
それがレベル30に到達した瞬間に、ホーム画面へ「GST/GMT」の切り替えスイッチが出現します。



GMTアーニングは、プレイヤーのSTEPNに対する熱意や、やり込み度の証しとも言えるね。
スニーカーをレベル30にするまでの費用と日数のシミュレーション
スニーカーをレベル30まで育てるには、相応のコストと時間が必要です。
まずコストですが、レベルアップにはGST、そして特定の節目(Lv5, 10, 20など)ではGMTも消費します。
例えばCommonスニーカーなら合計で約600GSTと229GMTが必要となります。



日本円の換算はその時の市場に左右されます。
時間も同様で、レベルアップごとの待機時間を合計すると約550時間かかります。
もちろん、高品質なスニーカーほど費用はかさみますが、その分GMTの収益性も高まります。
レベル上げについては、こちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。


GMTアーニングを有効化する具体的な手順
準備が整えば、GMTを稼ぎ始めるのはとても簡単です。
アプリのホーム画面でスイッチを「GMT」に切り替え、「START」ボタンを押して歩き始めるだけ。


たったこれだけで、あなたの運動がGMTに変わるのです。



ただし注意点として、GMTを稼げるのは、実際に装備して運動しているレベル30のスニーカー1足のみ。
レインボースニーカーを入手すればGMTアーニングが可能
通常のスニーカーとは別に、「レインボースニーカー」という特別な靴でもGMTを稼ぐことができます。



これは5足のスニーカーを合成(エンハンス)した際、ごく稀に手に入る幻の一足です。
レインボースニーカーは、通常のスニーカーとは全く異なる、以下のような特徴を持っています。
- レベル上げ不要: 入手した時点ですぐにGMTを稼ぎ始められます。
- 独自性能で稼ぐ: Comfort値ではなく、スニーカー固有の性能で獲得量が決まります。
- 回復不可で消滅: HPは回復できず、0%になると消滅(バーン)してしまう「使い切り」のスニーカーです。
入手は極めて困難で、HPが尽きると消滅するというハイリスクな一面も。
その一方で、短期間で爆発的に稼げる可能性を秘めた、まさにロマンあふれる存在です。
エンハンスについては、こちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。


GMTの獲得量を決める3つの重要要素


GMTの獲得量は、GSTのように単純な計算式では決まりません。
実は、3つの変動要素が複雑に絡み合って、稼げる量は1分ごとに大きく変わるのです。
- Comfort値
- エナジー総量
- GMTをアーニングしているユーザー数
この仕組みをしっかり理解することが、収益を最大化するカギになります。
Comfort値
GMTの獲得量に最も大きく影響するのが、スニーカーのステータス「Comfort(快適性)」です。


この数値が高いほど多くのGMTを稼げるため、GMTアーニングではComfortに特化したスニーカーを育てることが基本戦略となります。
ただし、Comfort値とGMT獲得量は単純に比例しません。全ユーザーのComfort値の合計などに応じて、稼げる効率がリアルタイムで変動する仕組みになっています。



Comfort値別の1分あたりのGMT獲得量は以下になります。
Comfort値 | 1分あたりの GMT量 | 特徴 |
---|---|---|
25 | 0.05 GMT | 最低限のアーニングが可能 |
100 | 0.1 GMT | 投資効果を感じ始めるライン |
225 | 0.15 GMT | 中級者レベルの効率 |
400 | 0.2 GMT | 高効率を目指す上での目標値 |
625 | 0.25 GMT | トップクラスのアーニング効率 |
※上記の数値はあくまで過去のデータに基づく目安です。
後述する他の要素、特に「GMTをアーニングしているユーザー数」によって、実際の獲得量は常に変動し続けます。
エナジー総量
エナジーとは、STEPNで稼げる活動時間そのものです。



1エナジーで5分間移動でき、この総量が多いほど長時間GMTを稼げます。
エナジーの総量は、保有するスニーカーの数と品質(レアリティ)によって決まる仕組みです。
スニーカー保有数 | エナジー総量 | 活動可能時間 |
---|---|---|
1足 | 2エナジー | 10分 |
3足 | 4エナジー | 20分 |
9足 | 9エナジー | 45分 |
15足 | 12エナジー | 60分 |
30足 | 20エナジー | 100分 |
本気でGMTを稼ぐなら、Comfort特化のスニーカーを育てるだけでなく、エナジー総量を上げるためのスニーカー投資も重要な戦略です。
エナジーについては、こちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。


GMTをアーニングしているユーザー数
これがGMTアーニングの最も特徴的で、戦略性を求められる要素です。
GMTの報酬は、1分ごとに用意される総量を、その瞬間に稼いでいる世界中のユーザー全員で「山分け」する仕組み。



当然、同時に稼いでいるライバルが少ないほど、一人当たりの取り分は多くなるわね。
逆に、多くの人が歩く人気の時間帯は競争が激しくなり、獲得効率は大きく下がってしまいます。
だからこそ、「いつ歩くか」という時間戦略そのものが、収益を左右する非常に重要なカギを握っているのです。
GMTアーニングで効率的に稼ぐ5つのコツ


GMTアーニングは、ただ歩くだけで効率よく稼げるわけではありません。
スニーカー選びからジェムの活用、さらには歩く時間帯まで、様々な要素を戦略的に組み合わせることで、収益は大きく向上します。
- Comfort(快適性)」を徹底的に上げる
- Comfortジェムで強化
- 最適なスニーカーの選び方
- エナジーを増やして収益を最大化
- GMTアーニングに参加する時間帯を選ぶ
ここでは、ライバルに差をつけるための5つの実践的なコツを詳しく見ていきましょう。
Comfort(快適性)を徹底的に上げる
何度もお伝えしますが、GMTアーニングの成否はComfortの数値で決まると言っても過言ではありません。



レベルアップで手に入る貴重なポイントは、迷わず全てComfortに割り振りましょう。
下手に他のステータスへ分散させるよりも、Comfortに特化させることで、GMTを稼ぐための土台がしっかりと固まります。
Comfortジェムで強化
レベル上げのポイントを割り振るだけでは、Comfortの上昇に限界がきます。
そこで重要になるのが、Comfort値を大きく伸ばす「Comfortジェム」の存在。



まずは予算に合わせてレベル2のジェムを複数装着し、徐々にレベル3以上を目指していくのが現実的なステップです。
ジェムレベル | Comfort上昇効果 | 特徴・コスト感 |
---|---|---|
Lv.1 | +10% | 最も安価だが効果は限定的 |
Lv.2 | +40% | コストパフォーマンスに優れ、多くのユーザーが利用 |
Lv.3 | +90% | ここから効果が飛躍的に上昇。本格的に稼ぐなら目指したいレベル |
Lv.4 | +200% | 高価だが絶大な効果、トッププレイヤーの領域 |
Lv.5 | +425% | 最高レベル、投資額も大きいが、リターンも最大級 |



高レベルのジェムは、マーケットプレイスで購入するか、手持ちのジェムをアップグレードすることで入手できます。
ただし、ジェムのアップグレードには同レベルのジェム3つとGSTが必要で、失敗すればジェムを失うリスクも伴うことを忘れてはいけません。
最適なスニーカーの選び方
GMTで効率よく稼げるかどうかは、スニーカー選びの段階で大きく左右されます。
まず、自分のライフスタイルに合わせて無理なく続けられる速度帯の種類を選ぶことが大前提。



速度が合わないとペナルティで収益が減ってしまうよ。
クラス | 速度域 |
---|---|
Walker (ウォーカー) | 1~6 km/h |
Jogger (ジョガー) | 4~10 km/h |
Runner (ランナー) | 8~20 km/h |
Trainer (トレーナー) | 1~20 km/h |
次に、そして最も重要なのがソケットの構成です。
Comfortジェム用の「Cソケット」ができるだけ多いものを選び、理想は3つ以上、最低でも2つは確保したいところでしょう。



ソケットとは、ジェムをはめ込むためのスロットこと。当然、Comfort用のソケットがなければ、Comfortジェムでの強化はできません。


加えて、Comfortのベース値が高い個体であるほど、将来の伸びしろも期待できます。





その理由は、ジェムによる強化効果がベース値に対する“割合加算”で適用されるからなんだ。
エナジーを増やして収益を最大化
Comfortの高い靴が準備できたら、次は稼働時間である「エナジー」を増やしましょう。
最も手軽なのは、安いスニーカーを複数買って保有数を増やし、エナジー上限を上げることです。
また、Uncommon以上の高品質なスニーカーを1足持つだけでもエナジーにボーナスが加算されるため、長期的な投資として検討する価値があります。
GMTアーニングに参加する時間帯を選ぶ
GMTの報酬は、参加者との「パイの奪い合い」そのもの。
だからこそ、ライバルが少ない時間帯を狙って動くのが、非常に効果的な戦術になります。



一般的に、世界中の人々が活動し始める時間帯(例えば日本時間の夜など)は参加者が増えるため、どうしても一人当たりの報酬は少なくなる傾向にあります。
また、勘だけに頼らず、データを味方につけましょう。
「STEPNマーケットガイド」という外部ツールサイトがあります。



現在のGMTアーニング参加者数や時間帯ごとの獲得効率の推移が、グラフでみれるので分かりやすいよ。


これらのツールを参考に、参加者が少なくGMT効率が高い「ゴールデンタイム」を見つけ出しましょう。
その時間帯に集中して動くことで、他のユーザーよりもはるかに効率よく稼げるようになります。
STEPNマーケットガイドについては、こちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。


GMTアーニングのメリット


GMTアーニングは参入のハードルが高い分、GST稼ぎにはない強力なメリットがあります。
- GSTを超える収益性と将来への期待値
- 供給上限があり、希少価値が高い
- GSTより短期的なインフレリスクが低い
特に長期的な視点で考えると、その魅力はさらに大きなものになるでしょう。
GSTを超える収益性と将来への期待値
GMTは、STEPNプロジェクトの成長がそのまま価値に反映されるガバナンストークンです。



今後、新機能の追加や大型提携といったニュースが出れば、その価値は大きく上昇する可能性を秘めています。
GSTが日々の安定した稼ぎだとすれば、GMTは将来の大きな値上がり益を狙う、まさに「投資」としての側面が強いのです。
供給上限があり希少価値が高い
GMTの価値を支える大きな理由、それは総発行量が60億枚に固定されている点にあります。
発行上限のないGSTとは違い、需要の増加やバーン(焼却)が進むほど、1枚あたたりの希少性は自然と高まっていくでしょう。



発行上限があるってビットコインと同じだね。
GSTより短期的なインフレリスクが低い
GSTは、主に新規ユーザーへの報酬として配られます。
そのため、ユーザーが急増すると市場に溢れ、価格が下落しやすい(インフレを起こしやすい)という構造的な弱点を抱えています。
一方、発行上限とデフレの仕組みを持つGMTは、こうした短期的なインフレリスクが低いと言えます。



GSTよりも安定した資産価値が期待できるわね。
GMTアーニングのデメリット


もちろん、GMTアーニングには良い面だけでなく、注意すべきデメリットやリスクも存在します。
- 初期投資額が大きい
- Comfort特化スニーカーが必須
- 獲得量が不安定
挑戦する前にこれらをしっかり理解し、ご自身のリスク許容度と合っているかを確認しておきましょう。
スニーカーレベル30が必要で初期投資額が大きい
GMTアーニングを始める上で、最大の壁となるのが高額な初期投資です。
スニーカーをレベル30に育てるためのGSTやGMT、Comfort値を高めるためのジェム、さらにエナジー確保のための追加スニーカー。



その時の市場価格に左右されるけど、合計で数十万円規模の投資になることも珍しくありません。
この金銭的なハードルの高さが、多くの人をためらわせる大きな理由と言えるでしょう
Comfort特化スニーカーが必須
GMTアーニングでしっかり収益を出すなら、Comfortに特化したスニーカーは必須です。
これまでGST稼ぎで活躍していたEfficiency重視のスニーカーやバランス型では、残念ながらGMTはほとんど稼げません。
これは、GMTアーニングのために新たなスニーカーへの投資と育成が必要になる、ということを意味します。



また、いちからスニーカーを育成するのは大変。
獲得量が不安定
GMTの獲得量は、世界中のユーザーの動き次第で、日や時間帯によって大きく変わってきます。
昨日と同じように歩いても、今日の報酬が半分だった、なんてことも日常茶飯事です。



同じ時間でのウォーキングが習慣化してる人には不向きだね。
この収益の不安定さは、日々の計画を立てにくくし、精神的なストレスにもなりかねません。
GMTアーニングに関するよくある質問(FAQ)
まとめ
- GMTはSTEPNのガバナンストークンで、希少性があり長期投資向き
- GMTアーニングにはレベル30のスニーカーとComfort特化が必須
- 獲得量はユーザー数・エナジー・Comfort値により変動
- 稼ぐためには時間帯やスニーカー選びなど戦略性が重要
- 初期投資は大きいが、将来性や高収益が期待できる
GMTアーニングは、STEPNを本格的に活用したい中・上級者向けの機能です。
効率よく稼ぐためには準備と工夫が必要ですが、プロジェクトの将来に賭ける価値のある仕組みです。少しずつでも挑戦してみましょう。



まずはレベル上げからスタートし、Comfort特化スニーカーを育ててみてください。
将来的にGMTアーニングへステップアップするなら、早めの準備がおすすめです。